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2018.02.15 Thu 前田でも簡単にできるLINEスタンプ 【基本編】

前田でも簡単にできるLINEスタンプ 【基本編】


「ほお・・・LINEスタンプが自分で作れるようになったのか・・・」

と、感心したのは早4年前のこと。
ずっと興味を持ちつつめんどくてやったりやらなかったりしていたのですが、この度ついにLINEスタンプリリースしたので、私なりに思ったこと書いておきたいと思います。
スタンプを作るってイメージ的にかなり大変そうな気がしますが、思ったより大変ではありません。前田でも簡単に作れます。
わたしがスタンプをリリースするにあたり色々学習しましたので、これからスタンプ作ろうと思ってる方の多少は役に立つようにまとめてみました。



はてな2この記事は読むのに8分もかかるので、
覚悟してください。



1.画力なぞいらん

いきなりつっけんどんな始まり方ですが、わたしは正直そう思います。スタンプとなるビジュアルは当然ですが自分で用意できなければいけません。
ただし、わたしはイラストを描く画力よりも企画力が大事だと作った後で思いました。
画力は下手でもビジュアル的な魅力と言葉のセンスがあればどうとでもなります。

スクリーンショット 2018-02-15 10.05.52 なんなら報道ステーションで有名な「熱盛スタンプ」みたいに一応デザインはしてありますが言葉だけで構成されたスタンプもあるので言葉のチョイスとスタンプの価値を高める企画力があれば十分なのです。

自分だったらこういうスタンプ使うなあというものや、日々のやりとりの中で他の人がよく使うスタンプをしばらく眺めてみて、これだったら使われそうだなと思うようなスタンプをパッケージにしましょう。
スタンプの使用イメージはこのあと紹介するLINE Creators Marketにてシミュレータで確認することができます。スタンプを世に送り出すためには、まずLINE Creators Marketに登録しましょう。



2.まずLINE Creators Marketに登録しよう

LINE Creators MarketはLINEのアカウントがあれば無料で登録することができます。
スクリーンショット 2018-02-15 10.34.39
LINE Creators Market

スクリーンショット 2018-02-14 21.24.15iPhoneのアプリをリリースする場合などは年会費みたいなのを払う必要がありますが、LINE Creators Marketではそういった登録費用や年会費のようなものはありませんので気軽に登録可能です。
ここに登録することでスタンプの管理が可能になります。便利なスタンプのシミュレータ(画像)もありますのでリリース前に実際の使い勝手が見られるので便利です。

販売後はスタンプの売り上げや利用状況などのデータも確認できますので、次に作るスタンプのマーケティングの材料としても参考になります。
スタンプは120円、240円、480円、600円の中から自由に設定が可能です。自作スタンプなんて中々売れないので、よほど商品力がない限りは120円がいいと思います。


はてな「で、いったいいくら儲かるの?」

という疑問が当然わいてくると思いますが、120円で設定した場合クリエイターにはだいたい31円か42円が支払われます。


はてな「あれ?分配金が31円と42円ってなってるよ」

同じ120円で設定したのに分配金が2種類あるのはおかしいですが、これはどうやらどこで買うかによって変わってしまうようです。そもそも分配金の計算は以下のようになっています。

グラフ-01
  • ・Apple Googleなどのプラットフォームがまず30%
  • ・残った分をLINEとクリエイターで50%ずつ分配

このような感じなので実質120円の35%の42円がクリエイターへの分配額になります。ただし、販売ルートが2通りあり、LINE STOEではまんま120円なのですが、LINEアプリ経由で買う場合ののスタンプショップでは50コインで買うことになります。
そのコインのレートが1.76円なので88円をプラットフォーム、LINE、クリエイターで分配し、最終的な分配学が31円となります。この辺少しクリエイターには不利な条件となります。



3.作るときにこれだけ抑えておこう

08スタンプを作る前に以下のことを把握しておいた方がよいです。

・必要なスタンプの枚数
・サイズとファイル形式
・内容に関するきまりごと


クリエイターズスタンプがリリースされた当初は40枚1セットという決まりがあったと記憶していますが、今は8枚からリリースが可能です。
この条件を知った時かなりハードルが下がったと思いました。
サイズは厳密に370px × 320pxと画角が決まっていますのでかならずそれに合わせましょう。

画像の周りには適度な10px程度の余白を開けることが推奨されていますが、以前イラストの一部が画像の端まで達しているスタンプが審査に通ったので、多少であれば問題ないようです。
ファイル形式はPNGと決まっていますので、それに書き出せるグラフィックツールを使いましょう。無料だとGIMPが最有力候補になると思います。


はてな「仕様はわかったけど、どんなの作ればいいのかな」

 LINEやってる人はどんなスタンプがよく使われるかだいたい感覚があると思います。まず基本の挨拶の「おはよう」とか「おやすみ」、じーっとこっちを覗いている、「よっ」みたいな軽い挨拶はあったほうが良いでしょう。

他には「嬉しい」「悲しい」「怒っている」といった感情を表すスタンプを加えると10枚以上できてしまうのではないでしょうか?考えれば無限に種類が出てきますので、作りたいスタンプをリストアップして最終的な枚数を8,16,32,40枚のどれかに決めるといいと思います。リリース後に気づいたことですが、あまり意味のありすぎるスタンプは利用率が低いです。まあ使うシーンが限定されるので当たり前ですが、ニッチなニーズを突くには逆にクリティカルなスタンプが重要になりますが、それはまた次回の応用編で話したいと思います。

なんとか最低8枚作れば審査のリクエストが可能になります。
スタンプは内容的になんでもOKというわけではなく色々と縛りがあり、作り始める段階で把握しておかないと完成した後審査で全滅ということも起こりかねません。




4.審査にかかる時間と審査を通すコツ

スケジュール
クリエイターズスタンプに限らずApple のApp storeなどユーザにマーケットが開かれたサービスは概ね審査フェーズがあります。
公開はLINEによる審査で承認されないと行われません。
期間については以外と早く、クリエイターズスタンプの開始当初は審査の結果がわかるまで数ヶ月~半年と言われていましたが、今は最短4日あれば審査の結果がわかります。かなり早いです。

はてな「へ〜結構早いねえ。審査されてNGってこともある?」

内容次第では審査が非承認となり修正が必要となります。

審査が非承認となることを「リジェクト」されるというのですが、リジェクトされた場合は管理画面にLINEからメッセージが届きどの画像のどこがダメか詳細に指摘してくれるので、iOS用のアプリの審査に比べれば仏様のごとき対応です。
審査では下品で卑猥なものはまず通りません。裸は当然アウトですが下着とかウンコも基本NGです。
ちなみに「おっぱい」も言葉入れただけでアウトです(検証済み←ナゼダ)。
画像の形式がLINEが定めるものと違う場合もまず通りません。
他にも当然やたら見にくかったり意味のないもの、宗教や政治的な色が強いもの、他人の権利を侵害するようなものもNGです。
スタンプは全世界に向けて販売可能ですが、日本ではOKでも別の国ではNGとなり販売エリアから除外するように指示があることもあります。
スタンプ画像の作り方や審査の内容などについて詳しくは以下のガイドラインで確認してください。

LINEクリエイターズスタンプ制作ガイドライン



5.前田は2時間で作りました

下絵 ちなみにわたし作ったスタンプですが、昔仕事用に生み出して没になったアリゲッタくんというキャラクターがいました。横から見たセダンタイプの車をワニの顔に見立てたというなんとも珍妙なキャラクターなのですが、こないだデスクの片付けしてたら筆ペンで書かれたそのキャラクターのラフを発見したので、

「色つけてセリフつけたらスタンプになるじゃん」

と安易に思いつき、思いついてから2時間で仕上げました。

モノクロスキャン→Photoshopで背景を透明に→下のレイヤーに着色→セリフつけて完成

こんな感じでサクッと完成。
元々スタンプのために描いたわけではないので、ラフに合わせる形で無理やりセリフを設定しました。「いってきます」「ただいま」など割とありきたりなセリフで構成しています。
スクリーンショット 2018-02-15 11.31.55 ラフスケッチの中で使えそうなのが少なかったので8枚と大変少ないですが、お値段なんと缶コーヒー1本分のたったの120円で好評発売中です!
こんな可愛いスタンプが缶コーヒーわずか1本分のお値段で買えるなんてとても素敵なことですね~

さむがんばりやさんのアリゲッタくん
https://line.me/S/sticker/1897349

6.まとめ

今回長々と書いてしまいましたが、要約すると以下のことが言いたかったのです。

・スタンプは絵がかけなくても作れるよ
・LINE Creators Marketに登録しないといけないよ
・8枚つくればいいんだよ
・審査は4日くらいで終わるよ
・下ネタはNGだよ
・売れても31円しかもらえないよ
・一回気軽にやってみようよ


はてな2「あまり壮大に考えずに、お友達との狭いコミュニケーションの中で使うために、好きに作ってみるといいかもね」



今回は「前田でも簡単にできるLINEスタンプ 【基本編】」をお送りしました。
次回は応用編として以下のテーマでお送りします。

  • 1.どんなスタンプがよく使われるのか?
  • 2.キラースタンプを作れ
  • 3.セルフプロモーションしないと一瞬売れておわりだよ
  • 4.アプリで写真から簡単に作れる!?

カテゴリー: スタッフブログ | 投稿日: 2018月02年15日 | 投稿者: 編集

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