スタッフブログ
2018.02.15 Thu

なんなら報道ステーションで有名な「熱盛スタンプ」みたいに一応デザインはしてありますが言葉だけで構成されたスタンプもあるので言葉のチョイスとスタンプの価値を高める企画力があれば十分なのです。
自分だったらこういうスタンプ使うなあというものや、日々のやりとりの中で他の人がよく使うスタンプをしばらく眺めてみて、これだったら使われそうだなと思うようなスタンプをパッケージにしましょう。
スタンプの使用イメージはこのあと紹介するLINE Creators Marketにてシミュレータで確認することができます。スタンプを世に送り出すためには、まずLINE Creators Marketに登録しましょう。
LINE Creators Market
iPhoneのアプリをリリースする場合などは年会費みたいなのを払う必要がありますが、LINE Creators Marketではそういった登録費用や年会費のようなものはありませんので気軽に登録可能です。
ここに登録することでスタンプの管理が可能になります。便利なスタンプのシミュレータ(画像)もありますのでリリース前に実際の使い勝手が見られるので便利です。
販売後はスタンプの売り上げや利用状況などのデータも確認できますので、次に作るスタンプのマーケティングの材料としても参考になります。
スタンプは120円、240円、480円、600円の中から自由に設定が可能です。自作スタンプなんて中々売れないので、よほど商品力がない限りは120円がいいと思います。
このような感じなので実質120円の35%の42円がクリエイターへの分配額になります。ただし、販売ルートが2通りあり、LINE STOEではまんま120円なのですが、LINEアプリ経由で買う場合ののスタンプショップでは50コインで買うことになります。 そのコインのレートが1.76円なので88円をプラットフォーム、LINE、クリエイターで分配し、最終的な分配学が31円となります。この辺少しクリエイターには不利な条件となります。
スタンプを作る前に以下のことを把握しておいた方がよいです。
クリエイターズスタンプに限らずApple のApp storeなどユーザにマーケットが開かれたサービスは概ね審査フェーズがあります。
公開はLINEによる審査で承認されないと行われません。
期間については以外と早く、クリエイターズスタンプの開始当初は審査の結果がわかるまで数ヶ月~半年と言われていましたが、今は最短4日あれば審査の結果がわかります。かなり早いです。
ちなみにわたし作ったスタンプですが、昔仕事用に生み出して没になったアリゲッタくんというキャラクターがいました。横から見たセダンタイプの車をワニの顔に見立てたというなんとも珍妙なキャラクターなのですが、こないだデスクの片付けしてたら筆ペンで書かれたそのキャラクターのラフを発見したので、
ラフスケッチの中で使えそうなのが少なかったので8枚と大変少ないですが、お値段なんと缶コーヒー1本分のたったの120円で好評発売中です!
こんな可愛いスタンプが缶コーヒーわずか1本分のお値段で買えるなんてとても素敵なことですね~
がんばりやさんのアリゲッタくん
https://line.me/S/sticker/1897349

前田でも簡単にできるLINEスタンプ 【基本編】
「ほお・・・LINEスタンプが自分で作れるようになったのか・・・」
と、感心したのは早4年前のこと。 ずっと興味を持ちつつめんどくてやったりやらなかったりしていたのですが、この度ついにLINEスタンプリリースしたので、私なりに思ったこと書いておきたいと思います。 スタンプを作るってイメージ的にかなり大変そうな気がしますが、思ったより大変ではありません。前田でも簡単に作れます。 わたしがスタンプをリリースするにあたり色々学習しましたので、これからスタンプ作ろうと思ってる方の多少は役に立つようにまとめてみました。この記事は読むのに8分もかかるので、
覚悟してください。
1.画力なぞいらん
いきなりつっけんどんな始まり方ですが、わたしは正直そう思います。スタンプとなるビジュアルは当然ですが自分で用意できなければいけません。 ただし、わたしはイラストを描く画力よりも企画力が大事だと作った後で思いました。 画力は下手でもビジュアル的な魅力と言葉のセンスがあればどうとでもなります。
2.まずLINE Creators Marketに登録しよう
LINE Creators MarketはLINEのアカウントがあれば無料で登録することができます。

「で、いったいいくら儲かるの?」
「あれ?分配金が31円と42円ってなってるよ」

- ・Apple Googleなどのプラットフォームがまず30%
- ・残った分をLINEとクリエイターで50%ずつ分配
このような感じなので実質120円の35%の42円がクリエイターへの分配額になります。ただし、販売ルートが2通りあり、LINE STOEではまんま120円なのですが、LINEアプリ経由で買う場合ののスタンプショップでは50コインで買うことになります。 そのコインのレートが1.76円なので88円をプラットフォーム、LINE、クリエイターで分配し、最終的な分配学が31円となります。この辺少しクリエイターには不利な条件となります。
3.作るときにこれだけ抑えておこう

・必要なスタンプの枚数 ・サイズとファイル形式 ・内容に関するきまりごと
クリエイターズスタンプがリリースされた当初は40枚1セットという決まりがあったと記憶していますが、今は8枚からリリースが可能です。 この条件を知った時かなりハードルが下がったと思いました。 サイズは厳密に370px × 320pxと画角が決まっていますのでかならずそれに合わせましょう。 画像の周りには適度な10px程度の余白を開けることが推奨されていますが、以前イラストの一部が画像の端まで達しているスタンプが審査に通ったので、多少であれば問題ないようです。 ファイル形式はPNGと決まっていますので、それに書き出せるグラフィックツールを使いましょう。無料だとGIMPが最有力候補になると思います。「仕様はわかったけど、どんなの作ればいいのかな」
4.審査にかかる時間と審査を通すコツ

「へ〜結構早いねえ。審査されてNGってこともある?」
5.前田は2時間で作りました

「色つけてセリフつけたらスタンプになるじゃん」
と安易に思いつき、思いついてから2時間で仕上げました。 モノクロスキャン→Photoshopで背景を透明に→下のレイヤーに着色→セリフつけて完成 こんな感じでサクッと完成。 元々スタンプのために描いたわけではないので、ラフに合わせる形で無理やりセリフを設定しました。「いってきます」「ただいま」など割とありきたりなセリフで構成しています。

6.まとめ
今回長々と書いてしまいましたが、要約すると以下のことが言いたかったのです。・スタンプは絵がかけなくても作れるよ ・LINE Creators Marketに登録しないといけないよ ・8枚つくればいいんだよ ・審査は4日くらいで終わるよ ・下ネタはNGだよ ・売れても31円しかもらえないよ ・一回気軽にやってみようよ
「あまり壮大に考えずに、お友達との狭いコミュニケーションの中で使うために、好きに作ってみるといいかもね」
- 1.どんなスタンプがよく使われるのか?
- 2.キラースタンプを作れ
- 3.セルフプロモーションしないと一瞬売れておわりだよ
- 4.アプリで写真から簡単に作れる!?