スタッフブログ
2019.12.01 Sun

「わたしは、ダニエル・ブレイク」

「わたしは、ダニエル・ブレイク」

さあ、この文章で伝えたいことが伝わるかが問題だ。

しかし正面から書くと、わかりやすくてこわい。

 

わたしは、映像ディレクターと映画の話をすることがある。

感動した映画の話となると熱を帯びる。

熱を帯びると、中身の話に至りそうになり、引かれる。

感動を伝えようとすると、止められる。

聴いて仕舞えば感動が薄れるという理屈だ。

そこで表題の映画については、ラストシーンで語られることばだけを拾ってみた。

拾ってみると、ここにエキスが込められているので、同じことかも知れないとほくそ笑んだ。

 

 

朝9時は最も安いので

「貧者の葬式」と呼ばれています

 

でも彼は貧しくなかった

お金では買えないものを

与えてくれました

 

彼の服からこんな物が…

いつも鉛筆書きです

「申し立て」の時に用意して

 読めませんでした

 

彼はとても愛情深く

心の広い人でした

国の制度が早い死へと

追いやったのです

読みます

 

 

「わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは依頼人でも、顧客でも、ユーザーでもない

怠け者でも、たかり屋でも

物乞いでも泥棒でもない

国民保険番号もなく

エラー音でもない

きちんと税金を払ってきた

それを誇りに思っている

地位の高い者には媚びないが

隣人には手を貸す

施しは要らない

わたしはダニエル・ブレイク

人間だ 犬ではない

当たり前の権利を要求する

敬意ある態度というものを

わたしはダニエル・ブレイク

1人の市民だ

それ以上でも以下でもない

ありがとう

 

カテゴリー: スタッフブログ | 投稿日: 2019月12年01日 | 投稿者: 編集

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