
豪雨被害からの復興を願って
「令和2年7月豪雨」と名付けられた今回の一連の豪雨で、7月4日には球磨川が氾濫し、熊本県南部に甚大な被害をもたらしました。
7月5日には天候が回復したため、私は熊本県中小企業家同友会の代表理事として、田中代表理事と共に、支援物資を買い集めて車に積み込み、人吉市に向かいました。高速道路は山江サービスエリア辺りから渋滞していましたが、思うほど混雑はなく、人吉に着きました。幸い目的地までの道路は通行できたので、同友会会員の会社や旅館を回り、支援物資を渡すことができました。
数年前の社員旅行で訪れたこともありましたが、街中の状況は一変していました。同友会会員の旅館は、玄関に泥が30cmほど堆積していて、歩くのさえ困難でした。中に入ると天井が落ちて床は泥に埋まり、停電しているため、まるで洞窟のようでした。大きな柱時計は7時37分で止まっていました。
同友会ではボランティアを募り、人吉を中心に、芦北にも支援に行きました。当社のお客様も被災され、営業部長が支援物資を持って、人吉に入りました。私はその後も支援のため人吉に行きましたが、少しずつ、復旧は進んでいます。
今回の豪雨では全国的に大きな被害が出ており、熊本県内でも広い範囲で被害が見受けられます。支援活動は長く続けなければなりません。同友会の理事として、また、熊本の広告代理店として、微力ではありますが、今後も支援を続けてまいります。
株式会社ゆうプランニング 代表取締役 木村正夫
※写真は以前、社員旅行で人吉を訪れた際に撮影したものです