ターゲティングについての考え方
みなさんこんにちは
株式会社ゆうプランニングに新しくできました
デジタルソリューション室の木村と申します。
普段はWeb広告のご提案だったり運用管理を行なっております。
さて今回は、ターゲティングについてです
みなさんはターゲティングと聞くとどんなイメージをしますか?
年齢は?性別は?仕事は?
そんなことをまずは思い浮かべると思います。
それは実は、正しいターゲティングではありません。
例えばみなさんがカフェのオーナーだったとしましょう
カフェのターゲットはなんですか?
20代の大学生の女性ですか?
30代のビジネスマンですか?
それとも60代以上の高齢女性ですか?
そんなことより
どの人が来店してきてもうれしくないですか?
年齢や性別で区切るのではなく
みなさんのカフェに何を求めてきているか?が重要なのです
例えば私であれば、カフェにコーヒーを楽しみにいくことはほとんどありません。
カフェに行く理由としては
・ゆっくりしたいから
・いい感じの雰囲気で仕事がしたいから
・友達との待ち合わせにちょうどいいから
くらいの理由でしか、カフェを利用しません。
本当のターゲティングとは、どのような目的でみなさんのカフェにお客様が
来店しているのか?を考えることなのです。
なのでターゲティングとは、「20歳~30歳の、若い女性をターゲットにした〜」というもの
ではなく、「仕事の合間や、仕事終わりに落ち着きに来る人」などの方が
ターゲティングとしては正しいのです。
今は「商品」ではなく、「体験」を売る時代に少しづつ変わっていってます。
Amazon prime video や Netflixで「いつでも映画を見ることができる」体験を買ったりして
いる人が増えています。
カフェの例を今回は出しましたが、有名な例では「スターバックスコーヒー」です。
彼等は自社を、コーヒーを提供するのではなく、「サードプレイスを提供している会社」
としています。
自宅(First place)でも、会社(Second place)でもない
第3の落ち着ける場所(Third place)を提供しているというのです。
アメリカで行われた、味覚調査でマクドナルドのコーヒーとスターバックスのコーヒーの
どちらが美味しいのか調査があり、マクドナルドのコーヒーの味の方が美味しいとなった
結果に対して、微動だにしませんでした。
それはコーヒーの味ではなく、いかにお客様に落ち着いた時間を提供できるか
にフォーカスしているからです。
ではこれを、みなさんの事業に当てはめて考えてみてください。
今までのターゲティングとは違う新しい視点で
ブランディングできるのでは無いでしょうか?
本日は以上です。
長文ご覧いただきましてありがとうございました!